空き家のリノベーションについて
リノベーションとは
リノベーションとは、英語の”renovation”由来の言葉で、もともとは建物を改修するという意味となります。
日本では、リフォームとリノベーションという言葉をよく耳にしますが、
リフォームが”原状回復”の意味を持っているのに対して、リノベーションは、”性能を向上”させるという意味も持っています!
リノベーションには、ただ壊れている所や古くなった所を改修するだけでなく、
これからの生活のために、新しい機能を付けたり、間取りを変更したりして
”家”そのものの価値を高めるという意味合いも含まれています。
賃貸や自身の住む家にするために、空き家をリノベーションしたいというケースは少なくありません。
誰も人が住んでいない状態で放置された空き家がある場合、有効に活用してみてはいかがでしょうか?
空き家をリノベーションするメリット
空き家をリノベーションするメリットは、ただ暮らしやすくなるだけではありません!
古くなった空き家は老朽化が進んでおり、地震が発生したときの倒壊のリスクが高くなっているため、
リノベーションを行うことで、耐久性や耐震性の強化ができ、安心して長く暮らせるようになります!
さらに、天井や壁に断熱材を入れたり、熱効率の高い給湯器に取り換えたりすることで、
エネルギー消費量の少ない省エネ住宅へ変換することも可能なのです。
居住性が高まるだけでなく、水道光熱費を抑える効果もありますよ。
また、長期間人が住んでいない空き家は、空き巣の標的になりやすく危険となります。
リノベーションで外観をきれいにすることで、空き巣による犯罪リスクを軽減できるのです。
さらに、家を放置し、どんどん劣化がひどくなると、家そのものの資産価値が低くなっていき、
そのままの状態では、いざ売却しようと思ってもあまりいい値段がつかないことが多いです。
しかし、リノベーションをすることで家の資産価値が高まり、賃貸として利用することもできるようになります!
空き家をリノベーションするデメリット
空き家のリノベーションで最も大きなデメリットは、リノベーションの費用が高額になることです。
特に、建設からかなり長い年月が経過している場合は、修繕するべき箇所が多く、費用が高額になりがちです。
場合によっては、フルリノベーションが必要になる場合もあります。
また、古い空き家をリノベーションするときには、耐震基準に注意する必要があります。
1981年に、建築基準法が旧耐震基準から新耐震基準へ改正されているため、
旧耐震基準のもとで建築された空き家の場合は新耐震基準を満たすために、耐震補強リフォームが必要です。
地震発生時の安全に関わることなので、リノベーションの際には必ず確認することが大切です。
空き家リノベーションのポイント
空き家のリノベーションは、耐震性が強化されたり、資産価値が上がったりとメリットがたくさんありますが、
あまりに高額な費用がかかってしまっては、かえって損をしたように感じてしまいます。
そのような事態にならないように、いくつかのポイントをご紹介します。
まずは、安心して住むために重要な、耐震性の問題をチェックすることです。
これにより、耐震補強リフォームが必要なのかがわかり、コストが高額になるかどうかのひとつの基準になりますよ。
また、自治体の中には、空き家のリノベーションや改修、耐震補強工事の際に補助金を給付してくれるところがあったり、
子育て世代に対して給付を行っている自治体もあります!
詳しい補助金制度の内容は各自治体によって異なるので、確認してみてください。
さらに、予算に合わせた工事を検討することも大切になります。
リノベーションする箇所の優先順位を明確にし、費用が高額になるようなら順位の低いものから除きましょう。
デザインを重視する、設備を重視するなど、どのような家に仕上げたいのかも決めておくと良いですよ。
空き家をそのまま放置していると、地震の際に倒壊したり、空き巣に入られたりするなど様々な問題があります。
有効的に活用するためにもリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか?
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